「早く教室に入れ!!」

先生の怒鳴り声が廊下に響き、教室に入った

席は五十音順で、環 輝(たまき あきら)である私の右横は白山 咲紅薇(しろやま さくら)で、

後ろは、いとこの優(ゆう)

右横は結城 陸(ゆうき りく)だった

咲紅薇の前が早乙女 真美(さおとめ まみ)で、後ろが、咲紅薇の双子の妹である津葉希(つばき)

っで、陸の前が、陸のいとこの海

陸の後ろが、黒川 龔(くろかわ りゅう)

8人の席が違った事に真美はまたまたテンションアゲアゲ

先生が入ってきた

海も龔も気づいてないらしく、そのまま立ち話を続けていた

先生は

「海、龔!!

 席に座れって言っただろ!!」

っと、注意した

海は

「先生、いたんだ!!」

っと言いながら席に戻った

龔は海の言葉に続き、

「先生って席に座れって言ったっけ?」

と反発する

その意見に

「たしかに、教室に入れって怒鳴っただけだよなぁ〜〜〜!!」

っと優がのっかる

これは日常の光景だ

中1も私たちの担任だった先生は

「お前らは成長しねぇなぁ!!」

とあきれているみたいだ