真心「お疲れ様です!!」

先輩達にポカリとタオルを渡す。

「ありがと真心ちゃん。俺、前回よりスコアのびてる?」

真心「はい。のびてますよ。今回はスリーポイントが前回より5本増えてます。」

「そっか。ありがと。」

真心「ただ、レイアップの成功率が低いですね。」

「3回戦はもっと、頑張らなきゃな。」

真心「いつでも練習付き合いますからね。」

「おう。ありがと。」



さっきのは、キャプテンの種田先輩。

バスケをしている時は、厳しいけれどそれ以外の時はとても優しい先輩。
彼を悪く言う人は見たことがない。
それだけ好かれている先輩なのだ。