入場門に並ぶ前に森本が声をかけてきた。


優「山下!!」

真「あっ、森本。」

優「お疲れ。
さっきのナイスファイトだったぞ。」

真「ありがと。
森本、優勝は森本にかかってるんだから、アンカー頑張ってよ」

優「おう…」

一瞬森本の顔が曇った。


真「どした?森本」

優「あのさ…」