美咲 side




ひかると直輝と別れた私たちは

智のスパイクを買いにいつものサッカー専門店に来てる。


ひかると直輝、上手くいったかな~


せっかく私がチャンス作ってあげたんだから
上手くいってもらわないと困るんだけどね!


まぁ結果はメールで教えてもらうとして、
今は私のデートに集中!!




「美咲~このスパイクカッコ良くね?」



智が私に見せてきたスパイクは赤と白のスパイクだった。

確かにカッコいいけど…智には黄色とかオレンジ系が似合うと思う。




「確かにカッコいいけど、智には…えっと…
あっあれ!あの黄色のスパイクが似合うと思う!!」




私は黄色のスパイクがる棚の所に行って…



…とろうとしたんだけど…身長がたりない………



あ゛---!!もう!やけくそっ!ジャンプしてとってやる!




「ていっ!」
「うわっちょ、危ない!!」




ドサドサドサ




「…っと…危ねぇ…美咲、大丈夫?」
「あっうん。大丈夫。それより智は?大丈夫?頭ぶつけてない?怪我してない?」
「ははっ!美咲心配しすぎ!上からスパイク降ってきただけだし」




だから心配なんじゃん!!


スパイクって固いじゃん!履く物だよ!?靴だよ!?
守ってくれたのは嬉しいけど…試合前だし何かあったら大変じゃん!