国語の授業で1枚の島の地図が配られた。

それを舞台に何でも良いから話を作れ…という課題

もちろん僕はかつてないほど張り切った

クラスの女子の大半は示し合わせたのか、主人公の少女が気が付いたら無人島にいて島を歩き回り、でも全部夢でした、目が覚めたらベッドの上…という夢落ち作品
流さも原稿用紙数枚

…マジでつまらんのばっかり

男子は船が難破し無人島に流れついて…ロビンソンかい!
みたいなのが殆ど

僕はありがちだけど、キャンプに来た大学生が一人ずつ殺されて…みたいなロストとそして誰もいなくなったと金田一少年の事件簿をパクったような作品を書いた。

しかも原稿用紙100枚超!

授業何回かでみんな発表するんだけど僕は一人で1時間使い切った

あの時のクラスを支配した冷たい空気と先生の困った顔はよく覚えている