ぜーったい、これっておかしいよね!?
なんなのよ、壱…
なにがしたいのか、全然わかんないよ…
そのとき、ずっとゲームに夢中であたしに話しかけなかった壱が、口を開いた。
「ねぇ♪」
あたしは、やっと話しかけてくれた壱に嬉しくて。
テンションがちょっと高い壱に、なんだか嬉しくて。
ゲームをやめて、あたしにかまってくれるんだ!と思って、つい声が上ずった。
「何?どうしたの? 壱♪」
「なに… どうしたの? なんかテンション高くない?」
とか言ってても気にしない。これからのことを考えれば…!!
「んーんっ なんでもないよッ で、何?♪」