綾崎先輩とは、高校も同じで、先輩が抜けないでいる。



演劇部の部長だった、綾崎先輩は、俺の憧れだったのかもしれない。



俺は、いつも部長は部長でも、副が付いていた。



俺が、この年齢で高校に通っているのは、ただ単に卒業はしたかったからだ。



途中アニメの声優学校に通ってみないかと、友達に誘われて付いていってしまった。



家からそこの学校に通うのは、ムリがあった為、仕方なく前通っていた学校をやめた。



その事を、今の学校に話すと案外簡単に通っても良いといってくれた。



俺が、人気アニメ声優だって声で分かったらしい。



まぁ、理事長がオタクで助かったってのもあるのかもしれない。



条件として、俺のサインと、二年の時留学か何かで、留年してた事にしてほしいと条件を言われた。


特別扱いをしたなんて、言われたくもなかったし。俺は、OKしたと言うわけだ。