「・・あ」



頬にまた、涙が。

私何でこんなに泣き虫なんだろ。




「・・・、分かったよ」



すると、男の人は私の手を握る。




「ありがとう」


涙もすぐ引っ込んだ。

私は温かい温度を感じて、
微笑む。



5分もすれば、職員室に着いた。