「春、ごめんね。呼び出して」 「ううん」 アミちゃんとヨウコちゃんは、 屋上のベンチでジュースを飲んでいた。 「あ、コレ。ミカと春のね」 「さんきゅー」 私達も腰掛けた。 「で、話なんだけどさ」 「うん?」 なんとなく、わかるけど。 「やっぱ、春って紺野の事スキでしょ?」 「・・・、うん」 「春ってわかりやすいからねぇ!」 「そうそう」 ・・・、そんなにわかりやすいかな。 顔に出ちゃったり。