「きっと他の人だよ~」

「そうそう!なんで紺野が人助けするかわかんねぇし!」



み、みんな~・・・。




「まぁ、とにかく。もう二時間目終わっちゃうから、春ちゃんは紺野の隣座って!すぐ変えてあげるから!」

「・・・はぁい」



私は鞄をぎゅっと、持ち、
紺野さんの隣に座る。


紺野さんは顔を伏せたまま。





キーンコンカーンコン。


チャイムがなる。





私の紹介だけで一時間終わってしまった。






「もう。次、体育だから早く皆着替えなよ!」

「はーい」


愛美先生は呆れながら教室を出てゆく。





・・・なんか疲れたなぁ。