「じゃあ、あたしのことも…洋子って呼んでくださいっ」


先輩の手を本当は強く握りたいところだったけど、遠慮して軽く握った。


「よろしく。じゃあまたね、よーこ♪」


再ブレイクタイム、約2分。

ブレイクタイムどころじゃない。



超有頂天。



先輩と握った手の感触がまだ残ってる……



あたしは地面にしゃがんで喜びを噛み締めていた。