あれ、先生…










先生……。 だよね?




髪染めて 明るめになってた。
なんか、いつもよりカッコよく見えた。

彼女いるのかな…?

いつの間にか、そんな不安を抱いてた。



先生は にこっと微笑んで口に笛を
くわえた。



「 よし!準決勝試合再開! 」


−ピー!!!!




得点は2−2で引き分け、残りはあと3分しかない。



ベンチには、うちのクラスほとんどが
応援していた。担任も騒ぎながらいた。



「 どうしよう。やだ、絶対に決勝いきたい。みんな頑張ってここまで来たのに…。」



真奈と私は必死にボールを入れられない
ように守りと攻めをやった。

だけど、なかなか点数が入らない。