俺は携帯を取り出し、深呼吸を吸って
電話をした。
相手は…はな。
『もしもし?聡?お帰り!』
「あのさ、話があるんだけど会える?」
『え…うん…じゃあ、うちのアパートの近くのコンビニで会わない?』
「分かった。…んじゃ。」
「今日言うの?」鷹也は言った。
「うん。今日ではっきりきっぱり終わりたい。」
鷹也がコンビニまで見送ってくれた。
「んじゃ、行ってくるな。」
「おう!スッキリするまで帰ってくんなよ!俺のアパート分かるだろ?」
「うん。今日はごめんな。一晩だけ
世話になる。」
「分かった。じゃあ…行ってこい!」
鷹也にピースされ、笑いながらコンビニの
前でまっていた。