もう前を見たら、他の選手が
ゴールしてた。
どうして…?
痛い…立てないよ。
どうしたの?
足元き、一本のリレーバトンが
転がり落ちていた。
自分は倒れていた。
ゴールは?どう…して……。
あと少し、あと少しだったのに…。
嫌だよ、ここまで来たのに…?
涙が溢れてた。
救急の人が来て私の腕を掴もうとした
けど、私は取りはらった。
「最後まで…最後まで走らせて下さい。
ここまで来たんです。あと…あと
30メートル…走らせて下さい。」
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