眠りについて、何も夢は見ずに
朝を迎えた。




今日の一日だけは、私はゆっくりする
ことにした。




「 …っおはよう…。」
私は目をこすりながら お母さんの背中に
寄りかかった。




「大丈夫そうね。いつもの空だっ。」

お母さんは嬉しそうに朝ご飯をつくっていた。





「今日は出かけるね。一日だけゆっくり
休みたいんだ。」




今日は自転車で街をサイクリングする
ことになった。



お弁当を持って、写真とりながら
旅をするという計画。