教室の扉を開けた瞬間、女の子からキャーキャーと叫び声、男の子からヤベェとの大声がそこら中から聞こえた。


席は、自由らしく窓側の一番後ろの席に6人集まって座った。

私は、その中でも窓側の一番後ろの席に座った。

私が窓から綺麗な外を眺めていると、隣の席の滝沢くんに

翔:「ここからの景色ィィよな」

美瑠:「うッ、うん」


まるで私が思っていることがわかるかのように話しかけられた。