かなた「それから、その3人は不良グループに喧嘩売られるなり買って、負けることなく勝ち続けた。100人以上の大きな不良グループもたった20分あれば全員潰れた。その3人は怪我一つ負わず、相手を潰した明かしに制服を血まみれにして学校に平然と帰って来たよ。」
かなた「それから、その3人は吸血鬼と呼ばれたよ。」
美瑠『もしかして・・・』
かなた「そう。その吸血鬼と呼ばれた伝説の3人組が昔の翔達ってわけ。」
美瑠『そんな伝説があったなんて・・・』
かなた「もちろん今は喧嘩止めたから安心して平気。この前のは美瑠ちゃんを助けるためにちょっと喧嘩しただけさ」
美瑠『わ、わたしのために・・・』
胸がキュッと締め付けられる。
美瑠『ぢゃあ、一部の記憶喪失の前に両想いで結婚しよう、って約束した男の子は3人のうちの誰??』