…今日は待ちに待った文化祭当日。
私達のクラスの出し物はメイド喫茶!!
美瑠『なんで私が着なくちゃいけないのよ~~~!!』
そう、只今私はピンクと白と黒でブリブリのメイド服を着用中。
衣装に着替えてと言われ、衣装の入った紙袋をもらい更衣室に行って中身を見たらこんな始末。
「メイド服はね~、準備サボった人たちに着てもらうって決めてたの~♪」
ニッコニコの笑顔でクラスメイトの友達に言われた。
知ってたんだ…私達がサボってたこと。
美瑠『はぁ~…。』
せっかくの文化祭なのに、こんな悲惨な格好で…。
「どんまい♪」
いやいやいや、そんな嬉しそうな顔と声で言われても全然励ましになってないし。
ふっと周りを見渡せば…メイド服を身に着けた女の子が沢山いる。
みんな準備サボってたんだ…♪
準備サボり=メイド
遥華「美瑠超似合ってんぢゃん!!」