その後、部長の説明が終わり、特別寮まで案内してもらった。



そして今、私は特別寮の自分の部屋のドアの前に立っている。


私の部屋は、9階の901号室。

つまり、角部屋。



ドキッ。ドキッ。

私は、楽しみに胸が高鳴る中、ドアを勢いよく開けた。



“ガチャッ”