聖の部屋はあり得ないくらいきれいで
白と黒のモノトーンでさっぱりしていた。



「適当に座ってて。」

って言われた。


あたしはベッドの下のラグマットがひいてあるところに座った。




すると

「紅茶で良かった?」

と言いマグカップを2つ持った聖が来た。


「うん。
ありがと。

っていうかよく覚えてたね?」

「まぁな」


そう答えた聖の頬が真っ赤だったことにあたしは気づかなかった。