「笠井っ!!
大丈夫か?」

「聖……?
なんで…?」

「お前ずっとうずくまってただろ?
泣き声も聞こえたし。」

「…。」

……図星だった。


「とにかく部屋入れ。
聞いてやるから。」


「うん。」



それからあたしは聖の部屋にお邪魔させてもらった。