そして


―バシッ―

あたしをビンタした。


「なんで死ぬのよ!!
あんたは生きて幸せになんなきゃいけないんでしょ!!
聖に言われたでしょ!!」



「っ、ふぇ……
わぁぁぁぁぁんっ!!」


あたしは泣き出した。

久しぶりに声を出して思いっきり泣いた



泣いている途中ずっと柚莉はあたしを抱き締めていてくれて何となく安心した。