あたしはナゼかイラついてきた。


「なんで、柚莉と付き合ってたのにそんなことが言えるの!?」


あたしは思わず口に出していってしまった……。








すると聖は小声で少しずつ話し出した。

「俺達は両思いだったんだよ。
…少なくとも俺はそう思ってた。


それから少し経った頃、美雨の部屋に行ったら柚莉がいたんだ。
俺の元カノだったやつ……。

びっくりしたけど、でももう過去の話だと思ってたんだ。


あれから柚莉に告白された。
ちょっと酷いかもしんないけど、半分脅しだったんだ。



それで美雨に別れを言ったんだ……。」