今日は、たけ兄の夢を見た。











たけ兄が私の隣で笑ってる。幸せで…、幸せで、覚めないでほしい夢。











私がたけ兄を抱きしめようとすると、たけ兄は花びらになって散っていく。











掴めないの……。












たけ兄には触れられない。











この想いは、押し殺すしかないのですか…??












たけ兄に想いが届かないなら…、











こんな感情なんて…もういらない。












私は自分を抱きしめた。
自分からたけ兄への想いが、少しでも逃げないように塞ぐ。












私の……、たけ兄への想いは………、罪なのかな……。












私は激しく頭を振り、そんな想いを払いのけ、リビングへと降りていった。





あと…、3日………。