「忘れられない人が…いるの。」
それが別れるときに私が言った言葉だった。猛くんは一言、わかった、とだけ言って、私に背を向けて行ってしまった。
すれ違い始めたのは、真知子ちゃんが付き合いだしてからだった気がする。
始めは私も、『真知子ちゃんからとってやった』て気持ちが全くなかったわけじゃないから、盛り上がっていたんだと思う。
でも…、私には猛くんの本当の本当の気持ちが分かっていた。それが、こんな結果を招いたのかもしれない。
いや…、それもあるけど、私に忘れられない人がいるのは事実。だから、猛くんだけのせいじゃない。
私にとって、忘れられない彼は雲の上の人…。絶対にこの思いが届くはずなんてないって分かってるから…。
それが別れるときに私が言った言葉だった。猛くんは一言、わかった、とだけ言って、私に背を向けて行ってしまった。
すれ違い始めたのは、真知子ちゃんが付き合いだしてからだった気がする。
始めは私も、『真知子ちゃんからとってやった』て気持ちが全くなかったわけじゃないから、盛り上がっていたんだと思う。
でも…、私には猛くんの本当の本当の気持ちが分かっていた。それが、こんな結果を招いたのかもしれない。
いや…、それもあるけど、私に忘れられない人がいるのは事実。だから、猛くんだけのせいじゃない。
私にとって、忘れられない彼は雲の上の人…。絶対にこの思いが届くはずなんてないって分かってるから…。