『…………………ぷっ…』

「「“ぷっ”……??」」

『あっははははははははは!!!!』



あたしはいつの間にか大爆笑していた。



「「………………。」」



ポカーンと間抜けな表情をした2人。


あたしは気が済むまで笑い続けた。





『はぁ……何か2人を見てたらグズグズ悩んでるのがアホらしくなってきちゃった。』

「…そう、か…??」

「…それは、良かった…。」

『――そうだよね。分かんないものはいくら考えたって分かんないし、だったら早く答えを見付けに行けば良いんだよね!!』



あたしは差し伸べられた2人の手をとってとびきりの笑顔を見せる。



『…ありがとう。前に進もう。…一緒に!!』

「…うん。」

「…おう。」



今は助けられてばかりのあたしだけど…あたしも強くなってみんなを、世界を助けたい。



だから記憶と力を早く取り戻して、そしてこの先にある真実を知りたい。





あんな奴に世界を崩壊させるもんか!!





この世界は、



あたしが守る――!!!!