「俺達の旅はまだまだこれからっしょ??」

「それに俺がいる限り、あんな真っ白い奴にはぜってぇ負けねぇ!!」



２人はあたしに片手を差し伸べる。




















「「だから前に進もう。…一緒に。」」





あたしの頬に何か冷たいものが伝った。





…そっか。



あたしには一緒に戦ってくれる仲間がいるんだ。



それに…あたしはあたしだ!!!!



















「…てめぇ何ハモってんだよ気色わりぃ。」

「…お前が真似したんだろバカトカゲ。」

「んだと白兎?!てめぇもういっぺん言ってみやがれ!!」

「あー何度でも言ってやるよ!!バカトカゲバカトカゲバカトカゲバカ――…」

「いい加減にしやがれ!!てめぇ何回言うつもりだ?!」

「お前が言えって言ったんじゃん。いちいち怒鳴るなよめんどくさい…。」

「てめぇのそのいつでもスカした態度がムカつくんだ…!!」

「俺はお前のそのすぐ熱くなって突っ掛かってくるとこがムカつくね。」



段々と２人の言い合いはエスカレートしていく。