「・・・・ん。」
眩しい―――。
朝・・・?
あたしはゆっくりと目を開けた。
そこには、いつもの部屋・・・・じゃなくて、見慣れた綺麗な部屋。
あ、そっか・・・・昨日から健の家に居候させてもらってるんだ。
だんだんと頭が動き出した。
健の匂いがする・・・・。
あたしは、ベットに顔を埋めた。
そのまま寝ちゃおうかな―――。
はっ!!
「ダメだっ!起きなきゃ!」
あたしは、勢いよくベットから起き上がった。
昨日、朝ごはんを作るって決めたんだ!!
ソファーを見ると、健がスヤスヤと寝ていた。
あたしは健を起こさないように、部屋を出た。