授業が終わり、約束通り浩紀と一緒に帰った。



浩紀の家と私の家は真逆だだけど、家まで送ってくれた。



「家遠いのにありがとね!!」



「お前と少しでも一緒にいられるから全然いいよ。」



浩紀は顔を林檎のように真っ赤に染めて、すごく嬉しいことを言ってくれた。



「そんなこと言ってくれるの浩紀だけだよぉ…!!」



「俺はお前を愛してるから…。」



きゃーーーー!!!!!!!!!!!!



心の中で叫んじゃった。
今まで、゙愛してる゙なんて言われたことなかったから…。なんか恥ずかしい!!



「お前、顔真っ赤。」



「浩紀だって…。」



「じゃ、また明日朝迎えにくるから待ってろよ!!あと、後でメールする!!」



「うん!!メール待ってる!!じゃぁね〜!!」



浩紀が見えなくなるまで見送った。