「てか亜美、好きになったんぢゃないの~?」

「んなわけないし~」

あ。。。

絶対好きになったなぁ~・・・
亜美の答え方で、確信した。

だって・・・
亜美の顔が真っ赤だったから。

「応援するよッッ★」

「だから違うって~」


アタシ達は走りだした。
なにが起こるのか、想像もつかない・・・
どうすれば良いのか全く分からない・・・

そんな不安定な心で、
中学校生活は始まった。

毎日が初めてで・・・

新鮮で・・・

でもあの頃のアタシには、なんにも分っていなかったんだね。