見慣れない顔の子がたくさんいた。
テンション高いけど、初めてなんだし・・・
やっぱり、同じ小学校の子とかたまって話してしまう。

「教室入りなさい~」

熱血な先生が言った。
担任なのかな?女の先生だった。

「身長順に並んで~」

みんなが一斉に立ち上がった。
みんなに送れないように同じように立ち上がる。
その時だった。隣りの席の女の子がこっちを見た。

「ねぇねぇ。南部の子だよね~?」

「え・・?あ。うん!!そうだよww」

「名前何ていうの~?」

「高田奈緒っていうんだぁ~なんていうの?」

「中居亜美って言うんだぁ★よろしくねッッ」

とても元気な子で リスみたいな可愛い瞳でアタシのことを見つめる。

「よろしくッ★」

それが亜美との出会いだった。