次の日。



あたしは溜まり場に来ていた。



今は那緒と叶と
ゲームをしてるところ。



少し疲れて
未來のもとに行くと
未來はソファーで
横になって寝ていた。



「ふふっ…」



起きているときと違って
寝ているときの未來は
なんだか子供みたいで可愛い。



可愛いなんて言ったら
未來は怒るかな?



「大好きだよ」



あたしがそう呟いて
未來の瞼にキスをした時──…








濡れた感触が
唇を包んだ