あの頃・・・・・君はいつも僕の隣にいた・・・



君が隣にいるのが当たり前だった。





そう・・・・・・あの日きみに言われるまでは・・・



「もう・・・幼なじみやめよう・・。」


ずっと隣にいると思ってた君から言われた言葉。


『・・・なんで?なんでそんなコト言うんだよっっ!』






そう・・・・・・僕を拒絶するかのように・・・・


『どうしてっ・・・・・・』


12年間いつも一緒にいたのに・・・・

ずっと隣にいると思ってたのに・・・・・


「ごめんなさい。」
そう言って彼女は僕から離れた。





初めての拒絶だった。



でも幼かった僕にはわからなかった。




彼女を傷つけていたのは僕なのに・・・・・。




認めたくなかった。彼女の拒絶を・・・あの言葉を。

僕は認めたくなかったんだ。




あの日は・・・・悲しいくらいのキレイな青空だった・・・。