「翔先生!」 キャッチボールの相手だった男の子が慌てて近寄ってくる。 あたしはとっさにその場から少し遠くに離れた。 川島…翔…か。 とにかく無事で良かった。 当たってたら、絶対に痛いもんね。 あたしは安堵しながら、また翔達を見ていた。