「…聞こえてる。大丈夫、もう平井さんとは2人で会ったりしないし」







俺は美緒をもっと強く抱き締める。






『…本当?なんか信用できないんだよなー…』




「会わない」





もう平井さんとは2人で食事なんかする必要ない。





大体最初から誘われたからたまには上手い物食べに行くかって感じで行っただけだし…。






『…信じるけど。…ま、もし約束破ったらその時は呪うし』






笑う美緒。






…美緒の事だからマジで呪いそう。