「篠原由緒!」

「はい!」

担任に呼ばれて私は卒業証書をもらった。


皆が卒業証書をもらったあと、歌を歌った。



小学生の卒業式ってまったく泣かないんだろうけど私はいろんな思い出が溢れでてきて泣いてた。


拓と過ごした時間。
拓と登校した時。
いつもずっとそばにいてくれた拓が大好きだった。



一緒に中学にいきたかったけど拓が頑張れって言ってくれてる気がして私は1人ぢゃないって思える。



私は前を向かないといけないよね。



お兄ちゃんお母さんお父さん友達。


拓。


こんなにもたくさんな人に愛されてるんだから。






そして私も皆を












愛してる。



~END~