「由緒ちゃん困ってんぢゃん。離れろよ。」


勇気君が男の人に言ってくれた。

「ありがとう。」



「どういたしまして」


男の人が離れてくれて私は勇気君の隣に座った。


「ん?」



「勇気君もしかして酔ってきた?」



「かもね。」


勇気が私の方を向いて私の膝の上に手をおいてきた。


なんか嫌な予感。




「……勇気君?」


「由緒ちゃんってさ小学生なのに色っぽいよね。胸あるし。」



「なにいってんの?」



勇気君はだんだんエスカレートしてきて胸に手をあててきた。



「やだっ!」


「由緒ちゃん。やろ?」


「やだ!やだ!」


私は必死に逃げようとしたけど勇気君に押したおされてしまった。




うそ?



ほんとにするの?


小学生の私に?