拓の葬式が終わった次の日。

私は拓のお母さんにあいにいった。






「ゆいちゃん!久しぶり!」


「お久しぶりです!」


「元気そうで良かったわ。」



「お母さんも元気そうですね。」



「えぇ。いつまでも悲しんでても拓が死んだことには変わりはないからね。」



「そうですね。」



「でも今になって言うのもどうかと思うけどね…拓…本当に由緒ちゃんのことが好きだったのね。」


「どういうことですか?」