「きゃぁぁぁああああああ!!!」

キィーン

頭痛いよ…。うるさい。

「潤様ぁ!!!!カッコいい!!!」

「あぁ、ありがとう☆ニコッッ」

最低。営業スマイルだし。

「ねぇ、潤の営業スマイルって似合わないよ??」

ちゃんと普通の声で言ったけど、

周りがうるさいから、

誰にも聞こえてない。

「本性を見せるのは、俺がその人を

信頼した証拠だから。

あと、

めんどくさいときだけ。」

ちょっと、

嬉しかった…。

潤に信頼されてるんだなって…。

「潤様ぁ!!その子は何ですかぁ!?」

潤??

私の事なんて答えるの??

「あぁ、この子??






俺の好きな人。」




「いやぁぁぁああああああ!!!」

みんなの悲鳴が聞こえた…。

「麻希、お昼一緒に食べよ??

なるべく一緒にいたい。」

そんなこと言われたって…。

潤のコト好きだけど、

優しくされると、

ちょっとイヤだなって。

それに、

橋本クンが好きなわけだし…。

もぅ、

わかんないや…。