───────次の日───────

「麻希!?まだ??

女ってホントに用意おせぇ!!

まーきー!!!」

「はぁい!!

ごめん!!もうちょっと!!!」

「はぁ??

まだ待たせんのかよ!」

───────10分後───────
「お待たせ☆」

「………遅い。」

「だって寝坊しちゃったんだもん…。」

昨日潤に言われたこと、

ずっと考えてたんだよ!?

「俺は迎えに行くって言っただろ!?

その時間に間に合うように起きろ。

これから、

毎日。」

「え…??」

いいのかな…?

「あ??文句あんのか?」

「いや、ないです!!」

「ぢゃぁ、行くぞ。

ケツ乗れ。

間にあわねぇから、しっかり掴まれよ?」

えぇぇぇぇぇぇえええええええ!!!!!!!

「うるせぇ。

どっちだよ。

俺は帰りたい。

学校だりぃ。」

「あ…。乗ります。」

「早くしろ。」

うわぁ…。乗っちゃった。

「飛ばすからな。」

ぎゅっっ

ホントにつかまらないと飛ばされちゃうよ。