読んで頂きありがとうございます。



20数年前、おばあちゃんに聞いた赤トンボの話を私なりに物語にしてみました。





学校の中庭に飛んでいた沢山の赤トンボ。
その光景は今でも私の記憶から消える事はありません。



私達は生きている限り、いつかは大切な家族を空へ見送る日が訪れると思います。



その時
夏になると星になった家族が赤トンボに乗って帰って来る。



だから寂しくないんだ、と強い心で乗り越えて欲しいと思います。





私は赤トンボのお話を継ぎの世代へ残せたらと思っています。





まだまだ未熟者で皆様の心に残るような物語に書き上げる事が出来ませんでした。



ですが、夏になり赤トンボを見掛けた時
何となくでも、この物語を思い出して頂けたら嬉しく思います。





最後までお付き合い下さりありがとうございました。




          2009.06.25