そして第4章突入。

大悟から散々脅された作者だが、めげずに書いている。


「あの~ぉ」


仁王立ちする作者に近付く人影がひとつ……


「あはははは!私に怖いものはない!」


「あの~作者さん?」


えばり散らしている作者に、もう一度声を掛ける。

「何?誰?なんかよう?」


しょうがなく振り向く作者の目に映るのは、苦い顔をした滋だった。



「今回は私が主役だよね?なんで天敵の大悟となんか飲んでるわけ?」



「へっ?いや、その……」


それまでの自信のある作者とは打って変わり、滋の勢いに押され気味に逃げ出したのでした……



チャンチャン♪