ミッシェは邪悪な笑みを浮かべ
僕の方に歩み寄ってきた

「あら?気が合うわね、昴
貴方も同じ意見なんて
男ってみんな似たような
奴等ばかりだと思ったわ」

「そら光栄だ
で、ミッシェ…この緑…
もとい、……なんだっけ
グ、グリリン?とは
どんな関係なんだ?」

ミッシェは途端に
今まで見たことがないような
顔で笑って吹き出す事を
堪えていた

顔なんて真っ赤にして
肩を震わせている

え、僕、そんなに変な事
言ったっけかな…?

んー…、と考えていると
グリリン?も顔を真っ赤にして
叫んだ。そこまで距離は
離れてないのにな……

「グリリンって…!!?
どっかの有名漫画に
出てきそうな名前に
するなぁぁぁーーっ!!!!」

「え……違ったか?」

「意外そうな顔をするな!」

漫才染みた楽しい会話の
間にもミッシェは笑っている

ぶっちゃけこんな
バカ笑いしているミッシェは
見たことがない
ちょっと怖い……

「そっそんなっ…くくっ
グ、グリリンって…!
ちょっ…ま、マジヤバ…」

み、ミシェリーゼさーん?!
キャラ見失ってるよ?