「あ、亜樹良!」 お母さんは何かを思い出したように 亜樹良のいる台所に走って向かった。 「んだよ、母さん?」 「あのね・・──────────」 二人は小さな声で話してるから 何を言ってるのか分からない。 そして 「分かった。あとでな」 そう言って亜樹良は冷蔵庫から 飲み物を取り出して部屋に行った。 「お母さん、何て言ってたの?」 「璃亜は関係ないからね」 お母さんはリビングに行った。 なんか、おかしい?