(何よ、話って・・)

私の頭の中には
マイナスなことしか浮かばなかた。





「はー・・・」

さっきよりも
ため息をする回数が増えた。



相変わらず亜樹良の部屋からは
何も聞こえない。





「なによ、もう・・」

私はため息の代わりに
ブツブツ文句を小さな声で言った。




そして私は皿を洗い終わって
亜樹良の部屋に行った。




「亜樹良?」

「あぁ、入っていいぜ」





ガチャッ



私は部屋に入って
早速話を切り出した。

「話ってなに?」