「俺の気持ちは別に・・
妹として考えてるぜ?」


「嘘だ。」


「なんでそう言い切れる?」


「あたしね、今日見ちゃったの。
屋上での・・・」



なっ・・・



「亜樹良クン、璃亜ちゃんのこと
抱きしめてたよねー?

大事そうに・・・」


「でもそれは・・」



「晴都がいなくなったあと、何してたっけ?」



晴都がいなくなったあと、

俺ら・・・いや俺は
璃亜の頬にキスをしてた。



「お前、そこまで見てたのか?」


「えぇ。」