ガチャッ


俺は、さっき璃亜が
入って来たときと同じような態度をとった。



璃亜はあきらかに暗かった。



でも、何で
誰だか分からなかったんだ?


アイツはウザいほどの
甘ったるい声なのに・・




とりあえず俺は
一階に急いで降りた。





「もしもし」

「あ、亜樹良クーン?」

「やっぱりお前か・・」

相変わらずの甘ったるさ。



「ふふふ。手紙読んでくれたぁ?」

「あぁ」



「璃亜ちゃん、
あたしって気づいてた?」

「いや・・・分からないって」

「ちょっと大人の女性、演じちゃった♪」


「なんだそれ・・
それより何の用事だ」



「まぁ、あたしの気持ちは
あの手紙のまんまだけどぉ・・・

亜樹良の、璃亜ちゃんに対しての
気持ちはどうなのかなーって思って。。」



やっぱり・・