ゴメンね。築島クン・・


私は目に涙を浮かべながら
亜樹良の元へ行った。



「璃亜、大丈夫か??」

亜樹良は、私を強く抱きしめた。


「うん。」





「亜樹良」

築島クンが言った。



「なんだよ」



「璃亜を悲しませるなよ。

もし璃亜が悲しむようなことをしたら・・・
俺がすぐ奪いにいくからな(笑)

これからは
何でも言ってくれよな?


あ、このことは誰にも
言わねーから安心しろよ!!!」




こう言って築島クンは
屋上を出ていった。