そんなとき、汐莉と出会った。


「初めましてっ!!アタシ、高杉汐莉。春夜くんだよね?宜しくっ」


明るい笑顔がまぶしかった。


汚れた俺に、気軽に話しかけてくれた。

汐莉は先輩に恋してた。


俺はそんな汐莉が好きだった。



真っ直ぐに先輩を見つめる瞳。
目があうだけで俺にやったーって頬を赤くして話しにきて。。


可愛くて仕方がなかった。


きっとこれが、愛しいって気持ちなんだと思った。





そんなとき、汐莉は先輩と付き合いはじめた。


嬉しい反面、悲しかった。









順調だと思ってた2人は、本当は全然だった。。


先輩は本当はクスリとかに溺れてて、汐莉をこきつかってた。






汐莉はいいにくかったけど、俺に打ち明けてくれた。


俺は別れるコトを進めた。


そんなやつ、いつ何されるかわからない。
もしかしたらクスリ飲まされたりとか、煙草吸わされたりとか。。

汐莉を巻き込んでいくに決まってる。