ベットから起き上がり‥ 書斎机に座り晩飯を食べ始める‥ 俺は、莉子と距離を置く為に 葉月家を出た‥ 葉月家の最寄の駅の近くにビジネスホテルがあり、 そのホテルに暮らしてもう一週間になってしまった。 莉子とは‥あの日以来 話していない‥ メールさえも送っていない‥ 何度も送ろうとしたけど‥ 送れなかった‥ 莉子に向けての言葉が、 『ごめん』以外思い付かないんだ‥ 情けねぇよ‥ だっせー .